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風船用ヘリウムガス

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ヘリウムガスで風船を浮かせる!ヘリウムガスの性質と選び方・注意点

 

風船を浮かせられるヘリウムガスは、パーティーやイベントで大活躍です。本記事では、ヘリウムガスの性質と選び方、注意点を解説しながら、容量別に膨らませられる風船の目安個数や日持ち期間も紹介しています。イベントに浮くバルーンを使いたい方は必見です。

 

 

風船や声変わりに活躍するヘリウムガスの性質

 

ヘリウムガスは、風船を浮かせたり声変わりを楽しめたりなど、パーティーやイベントで活躍するアイテムです。ヘリウムガスには、以下のような性質があります。

 

比重

0.14(空気=1)

引火性

なし(不燃性)

爆発限界

なし(不燃性)

自己反応性

通常の条件では反応しない

臭気

なし(無臭)

 

このように、ヘリウムガスは分子が小さく、空気より軽い物質です。空気より軽いため、風船にヘリウムガスを入れると浮かせられます。また、分子の小ささゆえに通常の空気よりも速く音を伝える性質があり、振動数が高くなって声が高く聞こえるのです。

 

同じく空気より軽い元素には水素がありますが、水素はヘリウムガスとは違い、燃えると爆発するため非常に危険性が高い物質です。一方のヘリウムガスは、上の表で示したように不燃性で安全性が高いため、風船には水素ではなくヘリウムガスが使われます。

 

 

ヘリウムガスの選び方は大きく分けて3つ

 

パーティーやイベントでヘリウムガスを使う際は、用途に合ったヘリウムガスを選ぶようにしましょう。ヘリウムガスを選ぶ際のポイントは、大きく分けて以下の3つです。

  • 風船用・変声用・補充用と用途に合わせて選ぶ
  • 開催するイベントの規模や、風船の個数に必要となる容量で選ぶ
  • 容器の種類で選ぶ

ここでは、上記のヘリウムガスの選び方について詳しく説明します。

 

1.用途に合わせたヘリウムガスを選ぶ

イベントで使うヘリウムガスの用途は、大きく分けて「風船を浮かせる」「声変わりを楽しむ」の2つです。以下のように、用途ごとに使うべきヘリウムガスの種類が変わります。

  • 風船を浮かせるなら高濃度ヘリウムガス
  • しぼんだ風船には補充用
  • 声変わりを楽しむなら酸素入り

適切なものを選ばないと風船を上手く浮遊させられなかったり、酸欠になったりするリスクがあります。ここでは、用途ごとに選ぶべきヘリウムガスについて解説します。

 

風船を浮かせるなら高濃度ヘリウムガス

目的が風船を浮かせることであるならば、高濃度のヘリウムガスを選択しましょう。風船を浮かせるためには、空気より軽いというヘリウムガスの性質を利用するとよいです。

 

酸素や窒素が混入しているものでは浮遊させられません。そのため、風船用にはヘリウムガスの純度が高い高濃度なものを使用しましょう。

 

ヘリウムガスは引火しないため比較的安全ですが、高濃度のヘリウムガスを吸い込むと酸素がないため酸欠に陥り、呼吸困難になる可能性もあります。風船用のヘリウムガスは、絶対に吸い込まないようにしましょう。

 

しぼんだ風船には補充用

ヘリウムガスの中には、しぼんだ風船に補充して再び風船を浮かせられる補充用として売られているものもあります。補充用はコンパクトなものが多く、風船の膨らみ具合を復活させるのにちょうど良い容量です。

 

ただし、風船を一から膨らませたり、完全にしぼんでしまった風船をもう一度膨らませたりするには容量が足りないため、あくまでも補充にしか使えない点には注意しましょう。

 

声変わりを楽しむなら酸素入り

前述のとおり、風船用の高濃度なヘリウムガスを吸ってしまうと酸欠になる恐れがあります。そのため、変声用のヘリウムガスには20%ほど酸素が入っているのです。声変わりを楽しみたい場合は、酸素が混入しているものを選びましょう。

 

変声用のヘリウムガスは、小さいガス缶に入って売られていることがほとんどです。そのため何度も楽しみたい場合には、複数本購入する必要があります。

 

ヘリウムガスは無味無臭、無毒の希ガスであるため、吸い込んでも人体に悪影響はありません。しかし、商品によっては対象年齢が定められている場合もあるため、お子さんが使用する際は必ず確認しましょう。

 

 

 

2.ヘリウムガスの容量で選ぶ

ヘリウムガスで風船を膨らませたい場合、作りたい風船の量に合わせて容量を選ぶ必要があります。どのくらいのヘリウムガスで風船が何個作れるのか、目安を知ることが大切です。
以下にゴム風船のサイズと1個あたりに必要なヘリウムガス量の目安を示します。

 

ゴム風船サイズ

直径(cm)

ヘリウムガスの量
(ゴム風船1個あたり)

9インチ

23㎝

7L

11インチ

28㎝

14L

24インチ

61㎝

142L

3フィート

91㎝

425L

 

ヘリウムガスを入れる際には、ガスが漏れてしまう「充填ロス」が発生する可能性があります。そのため、基本的には上記のヘリウムガス量に1.1〜1.2をかけた容量で選びましょう。

 

また、イベントの規模ごとの目安容量は以下のとおりです。

  • 大規模イベント用ならば、100L以上
  • ホームパーティーや小規模イベントならば、35L以上
  • 補充用ならば、10L程度

以下では、シチュエーションや風船の個数ごとに必要なヘリウムガスの容量について解説します。

 

大規模イベント用なら100L以上

大規模なイベントで10個以上の風船を浮かべたい場合、100L以上の容量を持つヘリウムガスを用意しましょう。

 

ヘリウムガス100Lで、一般的なサイズである9インチ(直径23cm)の風船を約13個浮かせられます。中には400Lもの大容量タイプもあるため、イベントの規模や風船の個数に合わせて選びましょう。

 

大容量タイプは大きなボンベに入っており、一般的にはバルーン専門業者からレンタルします。ガスボンベからヘリウムガスを風船に入れる際は注入器を必要とするため、それも併せてレンタルしましょう。さらに、重いボンベを運搬するための台車も用意すると便利です。

 

イベントにおすすめとされるヘリウムガスは、「バルーンタイム」です。タンクの返却が不要で使い捨て可能、容量は 230Lと 400Lの2 種類から選べます。また「浮ウキくん」は850Lもの大容量タイプで、大規模イベントにおすすめです。

 

さらに大容量タイプが必要な場合は、レンタルサービスを利用してみてはいかがでしょうか。1,500Lや3,000L、7,000Lと、イベントの規模や膨らませたい風船の数に応じた容量を選べます。浮ウキくんやヘリウムガスレンタルサービスは、リース契約が必要です。事前に問い合わせをしましょう。

 

ホームパーティーや小規模イベントなら35L以上

ホームパーティーや規模が小さいイベントの飾り付け用ならば、35L以上のヘリウムガスを用意しましょう。35Lもあれば、9インチの風船を約5個浮かせられます。

 

多めに見積もって100L以上タイプを選ぶと、タンクの処分に苦労する可能性が高いでしょう。35Lタイプならば、風船の個数に応じて買い足すことで容量を調整できます。

 

補充用なら10L程度

しぼんでしまった風船を再度膨らませるための補充用ヘリウムガスならば、10L程度のコンパクトな容量がおすすめです。10Lだと、9インチの風船を1個程度膨らませられます。缶が小さくて扱いやすいため、補充にちょうど良い容量です。

補充用ヘリウムガスには「ヘリカン くん」をおすすめします。1缶9.5Lで、小さいサイズの風船を1個膨らませられる商品です。

ヘリカンくん(9.5L)

 

3.ヘリウムガスの容器で選ぶ

ヘリウムガスの容器にはスプレー 缶や大容量のタンクなどがあり、容器によって保管のしやすさや処分のしやすさが異なります。

 

大容量のヘリウムガスが入った大きいタンクの場合は、廃棄方法に注意が必要です。不燃ごみとして捨てられる地域もありますが、大きいものは粗大ごみになり、捨てるのに手間がかかります。

 

使い終わったヘリウムガスのタンクを放置すると、膨張してガスが吹き出す可能性もあるため注意してください。

 

また、大きいものであるだけに保管スペースも必要です。使用後の廃棄方法とお住まいの地域における分類を必ず確認するとともに、保管のことも考えて選びましょう。

 

 

 

ヘリウムガスで風船を膨らませる際の2つの注意点

 

ヘリウムガスで風船を膨らませる際は、以下の2点に注意してください。

  • 日持ち期間から風船の種類やタイミングを考える
  • 重りや紐を用意して固定する

 

ヘリウムガスを入れた風船には日持ち期間があるため、イベント当日にしぼんでしまわないよう注意が必要です。また、そのままでは風船が飛んでいってしまうため、装飾として使う場合は風船を固定する必要があります。

 

以下では、上記の注意点について詳しく説明します。

 

1.日持ち期間から風船の種類やタイミングを考える

ヘリウムガスを入れた風船は、時間が経つとしぼんでいき、最終的には浮力を失います。日持ち期間は風船の種類で異なるため、目安の期間を理解して風船の種類を選びましょう。

 

イベントでよく用いられるのは天然ゴムで作られている風船です。広く一般的に使われるのが「ゴムバルーン」で、イベント販促には表面に光沢のある「アルミバルーン」が良く用いられます。

 

ゴムバルーンの場合、25cmほどで約12時間、30cmほどで約20時間とあまり長持ちしません。これは、ゴムの表面からヘリウムガスが抜けてしまうためです。一方、アルミバルーンの場合には30cmほどで約5日、それ以上だと1〜2週間ほど持ちます。

 

このように、種類ごとの日持ち期間を理解し、それに応じた風船の種類を選ぶことが大切です。また、前もって膨らませると当日にしぼんでしまう可能性があるため、日持ち期間から膨らませるタイミングを考えましょう。

 

2.重りや紐を用意して固定する

ヘリウムガスを入れた風船は、そのままだと天井まで浮き上がってしまいます。装飾のためには風船に結びつける紐と、紐を固定する「バルーンウェイト」という重りが必要です。

 

特に屋外イベントの場合は、紐と重りがないと空へ飛んでいってしまうため、必ず準備しましょう。

 

バルーンウェイトは専用の商品を購入するのがおすすめですが、厚紙や紙粘土などを使ってDIYも可能です。風船だけではなく、内装やイベントの雰囲気に合わせて華やかなバルーンウェイトを使えば、イベントをより盛り上げられます。

 

 

 

まとめ

 

本記事では、風船を浮かせたり声変わりを楽しめたりするヘリウムガスについて解説しました。空気より軽いヘリウムガスは、引火性がなく無味無臭かつ無毒で扱いやすい物質です。安全に楽しむためには、用途に合った種類を選ぶ必要があります。

 

風船を膨らませるために使う際は、容量や容器も考慮して選び、風船の日持ち期間や固定方法も考えましょう。

※浮ウキくんやヘリウムガスレンタルサービスは、リース契約が必要です。事前に問い合わせをしましょう。

 

 

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